将来を想像する力・モノを創造する力を育み、自己肯定感や表現力を養う新しいプログラム
親子Smile合同会社(本社:大阪市、代表:藤田幸恵)は、株式会社アップが運営する科学教室「サイエンスラボ」とコラボし、小学生を対象とした「化粧品開発員 お仕事体験ワークショップ」イベントを開催しました。本ワークショップは、化粧品開発の現場を疑似体験できる内容で、子どもたちが科学と社会のつながりを感じ、未来を想像する力と、モノづくりに必要な創造力を育む機会となりました。このイベントの成功を受け、子どもの成長支援に向けて新しいコンテンツの導入を検討されている施設への提供の検討を開始しました。
※PR TIMESでのリリース(フルバージョン)はこちらから
イベント開催の背景
親子Smile合同会社は「親子のコミュニケーションを通して子どもの心の健やかな成長を応援する」をミッションに掲げ、「遊び」を通じて親子のふれあいを深めることができる商品やサービスを提供しています。ロート製薬で研究員として働く中で培った科学技術や、科学を遊びのように楽しむマインドを活用し、親子が一緒に楽しみながら学べる商品やサービスを企画・展開しています。
一方、株式会社アップは「豊かな社会を創る人材を育てる」を企業理念に、教育を通じて未来を担う子どもたちの知識と創造力を育んでいます。特に科学教室「サイエンスラボ」は、子どもたちが実験や体験を通して科学の楽しさを学ぶ場として、多くの支持を集めています。(Webサイト:https://up-edu.com/science-lab/)

この度、「サイエンスラボ」の小学生向け夏休みイベントの一環として、普段の教室とは異なる体験を…!という想いから、ロート製薬発ベンチャーである親子Smileの強みを活かし、子どもたちが実際に化粧品開発のプロセスを体験し、科学がどのように実社会で役立つのかを学ぶ「化粧品開発員 お仕事体験ワークショップ」を企画し、8/22に開催いたしました。
「化粧品開発員 お仕事体験ワークショップ」の概要
「化粧品開発員 お仕事体験ワークショップ」は、現役のロート製薬の研究員の人柄や熱意、科学的な知識を基にして、子どもたちが化粧品の開発プロセスを体験できる内容となっています。「ものづくりをする上で大切なことは何か?」をまず学び、実際の体験がスタートします。
(本イベントでは「日やけ止め」を作りました。)
商品企画体験
誰のためにどんな商品を作りたいかを考え、企画書に記載します。
(例)子どもの肌にやさしい日やけ止め、自分のためのべたつかない日やけ止め、お母さんのしわがなくなる日やけ止め など
製剤開発体験
化粧品にも多く使われている乳化技術を学びながら、頭の中のイメージを実際にカタチにしていく実験をします。
パッケージデザイン体験
企画書に記載したコンセプトと、実際に完成した製剤の内容に沿ってパッケージを作成します。好きなデザインの紙箱にコンセプトを伝えるために必要な文言を書き込むとともに、配合した成分の表示も書き、本格的なパッケージが完成します。


「化粧品開発員 お仕事体験ワークショップ」を体験した子ども達の声から得られた気づき
イベント当日の様子
イベント当日は39名の小学生(4〜6年生)が集まりました。

すぐに作りたい日やけ止めが思いつく子どももいれば、考え込む子どももいたり、乳化実験ではダイナミックに混ぜる子どももいれば、慎重に作る子どももいたり…。
参加した子ども達からは、
「考えるのが難しかった」「いろいろなものを混ぜて工夫してつくれた」
「いろんな成分が必要なのだと驚いた」
などといった感想が寄せられ、正解がないワークショップならではの楽しさ・難しさを体験できたようでした。
ワークショップ開発担当 最高技術責任者 升田 コメント
私自身、子どものころから理科が好きで、いつか仕事にしたい!と思っていました。私自身が普段取り組んでいる化粧品などの製品開発の内容や、私自身の仕事への想いを子ども達に伝えることで、創造する楽しさと、大人になることへのワクワク感をもっと伝えたい!その想いでこのコンテンツを考えました。今回実際にたくさんの子ども達に体験していただいたことで、普段から楽しみ親しんでいる科学が、人々の役に立ち、喜びをもたらすこと、またそれを実現するために考え、作り出すことの難しさ、といった学びを子ども達に提供することができたように思い、うれしいです!
「そうぞう力育成プログラム」としての展開
普段の活動では触れられない「本物の仕事」に触れる機会の重要性
親子Smileは「子どもの心の健やかな成長を応援」しています。現場で働く人に触れ、一つの仕事と本気で向き合い、考え、楽しさや難しさを体感し、将来像をイメージするきっかけになる体験自体が、子ども達の「そうぞう力(想像力/創造力)を養うとともに、自分が何かを生み出すことができるという自信にもつながり、自己肯定感や非認知能力を高めることが期待できます。
また親子Smileは「親子のコミュニケーション」こそが子どもの心の健やかな成長に重要だと考えています。非日常体験の想い出を家に持ち帰り、共有すること親子のコミュニケーションが生まれたり、子ども自身が体験を通して自分に自信を深めることで、親子のコミュニケーションをより良質なものに変化していくことも期待されるといった面からも、有意義な活動と考えています。
新たな教育コンテンツの導入を検討中の企業と作り上げるプログラム
以上の理由より、「化粧品開発員 お仕事体験ワークショップ」は親子Smileのミッションを達成するためにも必要なコンテンツと考えられ、新たな事業の柱となりうる可能性も見いだせました。そこで、「そうぞう力育成プログラム」という新たなサービスとして立ち上げ、科学実験教室や学童保育や保育園等、子どもの成長支援に向けて新しいコンテンツの導入を検討されている施設への提供の検討を開始しております。また、私たちのように科学を活かした仕事をされていて、子ども達にその仕事のすばらしさを伝えたい!という企業の方とのコラボレーションも年代や目的に合わせたアレンジ等しながら作り上げていきたいと考えておりますので、まずはぜひお気軽にお問い合せください。
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