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子どもの日焼け止めの選び方 vol.2

前回に引き続き、子どもに日焼け止めは毎日塗るべき?プールの授業がある時は何を選べばいい?など気になる子どもの日焼け止めの選び方を解説します。

2回目の本編では、「剤型」「シーン別の日焼け止めの選び方」について解説!!

vol.1の記事はこちら

主な日焼け止めの剤型

ミルク(振とう)タイプ

振とう=シャカシャカ振ってから塗るタイプです。

「W/O型」と言われ、乳化した層の外側が油の層になっています。そのため、汗水などに強く、持続しやすい傾向があります。

入浴時にしっかり落とすためにはクレンジングを使っての洗浄がおすすめ。子どもによってはキシキシしたり違和感を覚えて嫌がる子もいるかもしれません。

ジェルタイプ

振とうタイプとは逆の「O/W」型で、乳化した層の外側が水の層になっています。

そのため、振とうタイプよりは汗水に弱い傾向があります。ただし、最近は皮膜技術の進歩等により、W/O型でも水に強いものも増えてきています。

みずみずしく気持ちが良い使用感になっており、子どもでも嫌がりづらいです。ポンプに入っている商品なんかもあり、自分で塗っているという子もいらっしゃるのでは。

エッセンスタイプ

日焼け止めの機能としては基本はジェルタイプと同じですが、ジェルタイプよりも保湿力が高かったり、美容成分が配合されている傾向があります。

子どもの日焼け止めの選び方 

学校には日焼け止め持参NGというところも多いかと思いますので、塗り直しができない前提でのおススメの選び方となります。(改めて後述しますが、本来は塗り直しが推奨されていますので、ご注意ください。)

登下校だけならジェルorエッセンスタイプ

外に出るのが登下校のみなら、みずみずしくて使いやすいジェルタイプやエッセンスタイプでも十分。SPFは30以上、特に日差しが強い日は50+だと安心でしょう。

外遊びするなら耐水性表記があるものが安心

どんなに日差しが強くても関係ない!休み時間はグランドで遊ぶ!帰ってきたらすぐ友達と遊びに行く!という子には耐水性表記があるものが安心。SPF50+が安心です。

水遊びの時は振とうタイプやこすれに強いもの

プールの授業があるときは、耐水性は必須!振とうタイプが一番おすすめです。

耐水性表記があるジェルやエッセンスタイプのものでもよいですが、その中でも「こすれに強い」と書いてあるものがより安心かと思います。

気候や活動によって推奨される紫外線防御効果の数値の目安があります。化粧品工業連合会のホームページに、わかりやすい図がありますので、ご参考ください。(参照:化粧品工業連合会ホームページ https://www.jcia.org/user/public/uv/prevent

本来は塗り直しが必須!

今回の投稿では、規則上学校に日焼け止めを持っていけないことを想定しての選び方について記載しました。

しかし、本来はSPFやPA値が示す紫外線カット効果は、日焼け止めのこまめな塗り直しをすることで期待ができます。

塗り直しがしやすい、スプレー剤型やミスト剤型、スティック剤型の商品も増えていますので、親御さんが一緒にいる時には汗を拭くたびに塗り直す、というのをぜひ意識してくださいね。

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